自律神経失調症の最新治療情報
何となく具合が悪い、頭痛がする、肩こり、冷えがひどい、イライラして気分が憂鬱だ、立ちくらみ、めまいがするなど・・・。
これらの不調は誰でも少しは感じたことがあるでしょう。
ただ数週間から1カ月以上もこのような症状が続き、病院に検査に行っても異常なしと言われた、でも体がとてもつらいとしたら、それは「自律神経失調症」かもしれません。
自律神経失調症は、周囲にもなかなかそのつらさが理解してもらえなかったり、自分でも症状が把握しにくかったりして、対処の仕方に困ることが多いようです。
自律神経は体のあらゆる器官をコントロールする神経。
ここに乱れが生じると、体のいろいろなところに不調を感じます。
症状のあらわれ方は人によって様々です。
どのような場合に、自律神経失調症が疑われるのか、考えてみましょう。
体のあちこちに同時、多発に不調の訴えを持つのは、ある種の全身疾患などを除いて、きわめてまれなことです。
それらの疾患と自律神経失調症とでは明らかに印象が異なります。
一見健康そうに見える人が、頭痛、肩こり、動悸、息苦しさ、吐き気、下痢、発疹、微熱など、同時にいくつかのいわゆる不定愁訴といわれる訴えを持ち、しかも比較的長く患っている場合、自律神経失調症を疑ってよいでしょう。
自律神経失調症はこれまで、様々な病気ではないことをはっきりさせる、いわゆる除外診断後に、つけられる病名とされていました。
また自律神経失調症は、本来は純粋な内科疾患で、心療内科受診以前に一般内科で治療されていてもおかしくないのですが、一般内科医は治療をためらう場合があるようです。
それは自律神経失調症らしくみえても、うつ病や不安障害の身体症状であったり、治療にはカウンセリングが必要とされたりするためと思われています。
しかし心療内科医は、はじめから検査と平行して治療にはいることも可能ですし、それが必要でもあります。
当サイトは内科的な自律神経失調症以外に、広義の自律神経失調症として、精神疾患に付随する身体愁訴も含めていることを断っておきます。
また、参考になるように、多彩な症例、さらに自律神経失調症の周辺疾患も解説しています。
ところで自律神経失調症という病名は、最近よく使われるようになりましたが、一般的な理解はまだ浅いようです。
患者が誤解して自分は自律神経失調症だと思い込んでいたり、医者がお茶を濁したりするためか、不安障害やうつ病の人、さらには分裂病の人にもこの病名が使われていることがあり、医療の現場でも混乱がみられます。
このようなことから、自律神経失調症が内科疾患ではないと思われることもあり、それは心療内科が内科ではなく、精神科と混同されることに似ています。
このサイトではこの辺も十分に解説しているので参考にして下さい。
21世紀に突入し、現代はストレス過多、道徳の荒廃など、とても暮らしにくい社会になってきています。
今や心身ともに健康であり続けることは、不可能な状況にあるといってもよいでしょう。